「大阪キタじゃーなる」成長秘話
地域の活性化は地域コミュニティの充実から!

大阪キタじゃーなる
インターネットでは、
世界中のさまざまな情報を取得できる。
サイトの数はまさに無数。
今まさにこの瞬間も、
おそらく多くのサイトが産声を上げている。
誰が何のために情報を発信しているのか、
目的、そのビジネススキームは千差万別。
WEBの特性を考えると、
ターゲットや地域を狭くすれば狭くするほど、
収益化が難しくなるのが
おそらく一般的な捉え方だと思われる。
ただ“地域限定的な要素”を逆手にとり、
成功モデルを描くことも充分に可能。
その取り組みは、さまざまなビジネスの現場でも
ヒントになるのではないだろうか。
地域情報に特化することで、
ファンを増やし続けているサイトが関西にもある。
「大阪キタじゃーなる」
「大阪キタじゃーなる」は、
大阪市北区のその周辺地域、梅田を中心にした
いわゆる「大阪・キタ」地域の
ローカル情報を発信している。
2018年4月5日。
編集長をつとめる「自称:パンくん坊やさん」によると、
軒先の桜が満開に咲き誇っていた日に開設された。
サイトが開設されてから1年9か月(2019年12月末時点)。
「大阪キタじゃーなる」のトップページに入ると、
情報量の多さに驚く。
関西でもなく、大阪でもない。
「大阪キタじゃーなる」は、
より小さい地域…“大阪キタ”…の情報に特化。
この取り組みにより、
結果的に着々と訪問者を増やしてきた。
その成長の秘訣はどこにあるのだろうか…。
~「大阪キタじゃーなる」情報更新の秘訣~
情報サイトのポイントは
更新をいかに進めていくかだ。
「大阪キタじゃーなる」からは
いくつかのヒントがあった。
継続的に更新するための工夫。
それは「モチベーションを常に同じに保つこと」に
あるという。
“頑張る日”を作るのではなく、
1日のルーティーンを決める。
「ほんわかと毎日発信しています」
編集長の言葉が
とてもシンプルでわかりやすい。
~「大阪キタじゃーなる」 目標は大きく~
「大阪キタじゃーなる」は
地域コミュニティサイトではあるものの、
参考にしているのは
超巨大サイト「ヤフー」「グーグル」だという。
“ほんわかと毎日発信”という言葉の一方で、
最終的に思い描く姿は、大きい場所だ。
~「大阪キタじゃーなる」ターゲットを明確化~
「大阪キタじゃーなる」は
ターゲットにぶれがない。
編集長によると
「大阪キタで暮らす方々と、大阪キタに訪れた方々」
となる。
「キタ」は相応の商圏であり、
丁寧に情報を拾うことができれば、
発信を継続できる。
またファンが増えることで、
新しい情報が自然に入手できる。
「大阪キタじゃーなる」は
好循環を生み出している。
~「大阪キタじゃーなる」ノウハウを拡散~
「大阪キタじゃーなる」のノウハウは、
他地域のコミュニティサイトでも
活用できる。
編集長が主体となり
「大阪ミナミじゃーなる」
を2019年4月5日に開設。
また同じ日には、運営権を譲渡する形で、
「大阪泉州じゃーなる」
と
「大阪北河内じゃーなる」
を立ち上げた。
急いで、拡大戦略に走るのではなく、
まずは「大阪キタじゃーなる」に特化して
地域情報発信のノウハウを蓄積。
「大阪キタじゃーなる」開設から、
ちょうど1年後。
同じ日の4月5日に開設した。
成長を遂げたことで、
ひとつの“ビジネススキーム”として確立。
そして次のビジネスを生み出すことに成功している。
主婦が子供を連れて公園で井戸端会議…
そこでは実際に役に立つ情報が交換されている。
「大阪キタじゃーなる」の目指している形は、
WEB上での“井戸端会議”。
地域のコミュニティが元気になれば、
地域活性化につながる。
ただ情報量を増やすだけでなく、
地域の人の役に立つサイトとして育てていきたい。
そんな思いで「編集長:パンくん坊やさん」は
今も情報集めに奔走している。
地域コミュニティサイトの作り方や波及効果など
さらに詳しく知りたい方は
こちらのサイトからもお問い合わせください。
Dream BIZ Studio編集部 (テレビ大阪経営企画局デジタル新規事業部)